出産前と出産後の引っ越しのどちらが良いの?
- 引っ越しは出産前に済ませておいた方が良いのか?
- 出産後の引っ越しでも問題はないのか?
このような疑問を抱えている親御さんは多く、自分たちの負担や赤ちゃんへの影響を考慮するのは当然です。
引っ越しのタイミングは家庭によって異なるので一概には説明できないものの、旦那さんの仕事の関係で結婚中ではなく出産前後に、引っ越しやその準備を始めなければならないケースもあるでしょう。
妊娠中や産後を避けて引っ越しするのがベストでも、思い通りに事が進まないこともあるかもしれません。
そこで、以下では出産前と出産後の引っ越しの特徴をまとめてみたので一度確認しておきましょう。
<出産前の引っ越しのメリット>
・子どもの世話をせずに済むので荷造りや手続きが簡単
・出産してから落ち着いた状態で子育てできる
・育児用品など荷物が少なくて済むので費用の削減に繋がる
<出産前の引っ越しのデメリット>
・妊娠中に重い荷物を持つと脱腸や腰痛で悩まされやすい
・妊婦健診を受ける引っ越し先の病院を探さなければならない
・「引っ越し流産」という造語があるくらい心身への負担が大きい
<出産後の引っ越しのメリット>
・出産してからも慣れた環境で育児に専念できる
・産後のデリケートな身体を休めて体調を回復させられる
・かかりつけの病院が近くにあるので安心できる
<出産後の引っ越しのデメリット>
・子どもの面倒を見ながら準備に取り掛からなければならない
・新生児を長時間に渡って移動させるのは少々危険
・環境の変化によって赤ちゃんに異変が生じやすい
どちらにもメリットとデメリットの両方があり、引っ越しする際にはどんな影響があるのか事前に確認しておく必要があります。
自分たちのタイミングで引っ越しの時期を決められるのならば、母親や赤ちゃんのことを一番に考えなければなりません。
お子さんをお持ちの方のためにおまかせパックサービスを取り入れている引っ越し業者も多く、一括見積もりサイトを使えば複数の中から簡単に比較できるので一度試してみてはどうでしょうか?
出産後1ヵ月の引っ越しは安全?
出産後1ヵ月の引っ越しが安全なのかどうか疑問を抱えている方は多いかもしれません。
- 出産してから1ヵ月という時期に旦那さんの転勤が告げられた
- 新しい職場は今の住居から通うのは不可能なので引っ越しが必要
- 引っ越しに関する手続きや免許証の住居変更などやることが多い
- 同時に子育てを両立させなければならない
このような状況の家庭は少なくありませんが、産後1ヵ月は出産という大きな仕事を成し遂げたママの体力が戻っていないので引っ越しは少々危険です。
- 床上げ2週間と呼ばれる時期に無理をすると身体的な不調が出やすい
- 出産が終わった後には母子検診や母乳相談予約が必要
- 赤ちゃんを育てるために1日に10回以上は授乳しなければならない
上記のような状態で更に引っ越しの準備を行うのは難しく、両親や業者に手伝ってもらったとしても身体に加わる負担は大きくなります。
そのため、自分たちのタイミングで引っ越しの時期を選択できるのならば、出産後1ヵ月~2ヵ月は避けた方が良いでしょう。
会社側も子どもが産まれることを伝えておけば転勤しないように考慮してくれるはずですし、職場の上司とも一度相談してみてください。
育児中の引っ越しはNGなの?
「育児中の引っ越しはNG」というわけではありませんが、子どもが小さければ小さいほど大変なのは間違いありません。
子育てをしながら引っ越しの準備へと取り掛からなければならず、パニックに陥る親御さんも想像以上に多いのです。
そこで、以下では育児中の引っ越しをするに当たってどのように乗り切れば良いのかアドバイスしているので一度確認しておきましょう。
引っ越し業者のおまかせパックを活用しよう
引っ越し業者へと依頼すると意外なほど高額な費用がかかり、新居への距離が遠ければ遠いほどその費用も増額していきます。
しかし、育児中は子どものことを一番に考えなければならないので、高額な費用がかかったとしても業者のおまかせパックの利用がおすすめです。
- 荷造り
- 荷物の梱包
- 新住居での荷解き
- 家具のセッティング
このような作業を全て業者に任せられるのが大きなメリットとなっており、引っ越しの直前まで普段通りの生活を送ることができます。
引っ越しした後も直ぐに普段と同じ日常生活をスタートさせられますし、費用が高くても育児中の家庭にとってはありがたいサポートです。
旦那さんの仕事が忙しくて引っ越しの準備を上手く手伝えない家庭は多く、子育てと引っ越しの準備を両立させるのは難しいからこそ業者のおまかせパックは高い人気を誇っています。
高額な費用がかかるとは言っても、当サイトでご紹介している一括見積もりサイトの引越し侍を利用すれば格安の業者を複数の中から探せるので問題はありません。
ランキングや口コミで人気業者を把握することもできるので、詳細は引越し侍の公式ホームページで確認してみてください。
一人で無理をせずに誰かの力を借りよう
一人で育児と引っ越し準備の両方を乗り切るのは想像以上にハードルが高いので、友人や実家の両親といった方に助けてもらうのは選択肢の一つです。
一人で無理をしているとストレスが溜まりますし、子どもと向き合う時間が減って世話が疎かになれば環境の変化に敏感な赤ちゃんは不安でいっぱいの状態になります。
子育てに加えて普段の家事も行わなければならず、大変な引っ越しは誰かの力を借りるのがベストだとお分かり頂けるのではないでしょうか。
手伝ってくれる人が見つからないのならば、上記でご説明した引っ越し業者のおまかせパックを活用したり専門の業者にクリーニングを依頼したりという方法がおすすめです。
引っ越し日当日に使うものをリストアップしておこう
自分で引っ越しの荷造りを行うに当たり、行き当たりばったりで荷物を段ボールの中に詰めていると当日に必要なものが見つからない可能性があります。
育児中ならば赤ちゃんのオムツや離乳食といったものが欠かせないですし、あらかじめ当日に使うものをリストアップして目立つ印を段ボールに付けておくべきです。
- オムツ
- ミルク
- オモチャ
- 離乳食
- 洗面用品
- 衣類
- タオル類
- 食器
- 挨拶の品
子ども用品以外にもこれらの荷物が引っ越しの当日には必要で、別の段ボールに分けて荷造りしておくのが良いでしょう。
また、引っ越しの前日は冷蔵庫の中を綺麗に片づけなければならず、手作りの離乳食を赤ちゃんに食べさせるのは難しいので市販のベビーフードをおすすめします。
- キューピーの「ごろごろ野菜の肉じゃが」
- 明治ベビーフードの「野菜メニューのもと」
- 和光堂の「おやこdeごはん」
- 有機ベビーの「有機米つぶつぶ野菜おじや」
- 栄養マルシェの「野菜あんかけ鯛ごはん」
これらの市販のベビーフードが人気を得ており、忙しい時に直ぐに食べさせられるレトルトパウチタイプや瓶入りタイプなのが特徴です。
栄養バランスを考慮して作られているので安心ですし、引っ越しの負担を増やさないためにも数日間程度は市販品でも問題ありません。
育児中の引っ越しが不安な方へ
育児中の引っ越しが不安ならば、数週間から数ヵ月前にかけてやらなければならない準備をノートにまとめておきましょう。
準備期間が長ければ1日の負担を減らせますし、子育てをしながらでも赤ちゃんが寝ている隙をねらって作業を進められます。
不安だからといって焦っていたりイライラしていたりすると、ママの感情が赤ちゃんにも伝わるので注意しなければなりません。
- 赤ちゃんとスキンシップを図る
- 日常生活でリフレッシュを心掛ける
- 旦那さんとコミュニケーションをとる
- 無理をせずに手を抜けるところは抜く
当たり前のことかもしれませんが、忙しさにかまけて忘れてしまいがちなことです。引っ越しによるストレスを発散するためにも上記のようなことを思い出し、意識的に試してみてください。
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