引越しの見積もりの依頼は電話で可能なの?
引越しの見積もりの依頼は電話でも可能で、業者のカスタマーサービスへと連絡する形となります。
単身での引越しでも家族での引越しでも、荷物量が少なければ必ずしも訪問見積もりを選択しなければならないわけではなく、電話だけでも済ませられるので忙しい方におすすめの方法です。
「電話が面倒」という方はメールという方法もありますが、多くの引越し業者はライバル社の見積もり依頼が入っていることを知っているので電話でフォローします。
そこで、以下では電話で引越しの見積もりの依頼を行う際のポイントを幾つかご紹介しているので、一度チェックしておきましょう。
業者へと電話する前に見積もりできる状態なのか確認する
引越し業者へと電話で連絡する前に、見積もりできる状態なのか確認しておかなければなりません。
- 引越し先の詳しい住所
- 引越しの希望日
- 新住居へと持っていく荷物
これらの条件が揃っていなければ見積もりは取れませんし、「○○○○円です」とは算出できないのです。
荷物量は大よそ決まっていたとしても、引越し先が決まっていないにも関わらず業者へと電話しても意味がないので、まずはHOME’SやSUUMO(スーモ)で物件探しから始める形となります。
また、引越しの見積もりが電話で取れるのは基本的に一人用の単身パックに相当するような少ない量が原則で、荷物リストを口頭で伝えられないほど多い子ども連れの家族の引越しには向いていないのです。
日通では単身パック、クロネコヤマトでは単身引越サービスパックと名称は異なるものの、コンテナボックスを使った少量引越商品のことで以下のようなメリットがあります。
- 相場の費用が1万円~5万円程度なので普通に依頼するよりも圧倒的に費用を抑えられる
- 衣服や食器をダンボールへと詰めるだけなので準備に手間取らずに済む
- 急な転勤や単身赴任でも準備が簡単なので慌てなくても良い
- 限られた荷物量しか運べないので不要なものを新居に持ち込まずに済む
- プロフェッショナルに依頼できるので丁寧かつスピーディーに運んでくれる
このように一人の引越しのために用意されているプランなので、子ども連れの家族の引越しで利用できないのはお分かり頂けるはずです。
電話で済むほど荷物量が少ない子ども連れの家族は非常に少ないですし、正確に費用を算出できないので自宅へと営業マンを呼ぶ訪問見積もりをおすすめします。
当サイトでご紹介している引越し侍ならば複数の業者への見積もりの依頼を代わりに行ってくれるので、ご家族での引越しの際に上手く活用してみてください。
電話での見積もりで用意しなければならないもの
以下では、電話での引越しの見積もりで用意しなければならないものをまとめてみました。
- 氏名
- 連絡がつく電話番号
- 現在お住まいの住所
- 引越し先の住所
- 引越しの希望日や予備日
- 新住居の建物の状況(トラックを停められるか?エレベーターがあるのか?)
- 持ち運ぶ家具や家電
- 小物をまとめた際のダンボールの枚数
氏名や電話番号に関しては特に問題はないかもしれませんが、旧住所や引越し先の住所は咄嗟に答えられないかもしれません。
電話越しのオペレーターを無駄に待たせてしまい兼ねないですし、時間も長くなって面倒なので必要なもののリストをノートにまとめておくべきです。
荷物量を伝えている際に、業者から訪問見積もりをおすすめされることがあります。
一定の量を超えると荷物を見ないで見積もり料金を算出してはいけないと社則で決められているケースが多く、単身での引越しの際も量が多ければ業者の指示に従ってください。
電話で見積もりを取る際の注意点
このページでは、電話で見積もりを取る際の注意点についてまとめているので一度チェックしておきましょう。
- 自分から引越しの希望や条件、費用などを伝えるのではなくオペレーターの指示に任せる
- 質問に一通り答えた後に自分が希望する条件を付け加えるのがスマートな対応
- 荷物の申告漏れがあると引越し当日にトラックに入り切らない可能性がある
- 大よその料金しか最初に伝えてくれないので実際の請求費用と異なる場合が多い
- 言った言わないと口論になるリスクを考えて業者からの内容は細かくメモしておく
上記のような点に気を付けなければならず、電話での見積もりが訪問見積もりよりもトラブルに繋がりやすいのは事実です。
特に荷物の申告漏れは意外と多く、「料金が上乗せされてしまった」「トラックに入り切らないと言われた」という事例はあります。
このようなトラブルを防ぎたいのならば、電話ではなく営業マンを自宅へと呼ぶ訪問見積もりを依頼して万全の準備を行うようにしてください。