引越し業者を使わないのはどう?
引越しと聞くと専門の業者に依頼するのが一般的だと考えている方は多いかもしれませんが、現在では業者を使わないで引越しを済ませる家庭も増えました。
特に、旦那さんの仕事の関係上、2年間に1回くらいのペースで引越しが続くという夫婦は費用の削減のために業者を使わないことが多いかもしれません。
- 自家用車やレンタカーで軽トラックを借りる
- 業者への依頼と同じように荷造りを済ませる
- 車へと荷物を運んで引越し先へと運ぶ
- 1回で完了しない場合は2往復から3往復くらい必要
このような流れで自力の引越しは行われ、業者へと支払う費用は0円なのでレンタカー代やダンボール代、ガソリン代といった出費だけで済みます。
自家用車では家具や家電が入り切らない可能性が高く、軽トラックのレンタカー代は必須だと考えておいた方が良いでしょう。
以下では、自力での引越しと業者に頼った引越しにどのようなメリットがあるのかまとめてみました。
<自分で引越しするメリット>
・トータルでかかる引越し費用が少なくて済む
・繁忙期でもオフシーズンでも好きな日時を選択できる
・業者が自宅に来る時間は決まっていないので焦らずに荷造りできる
・面倒な業者への予約や見積もり依頼をせずに済む
・荷物の搬入や搬出は力仕事なので運動不足の解消に繋がる
<業者に依頼して引越しするメリット>
・荷物の搬入や搬出といった作業をプロに任せられる
・決められた日時までに自宅で荷造りをするだけで良い
・引越しのプロに任せるので家具や住居を傷付ける心配がない
・作業スピードが速いので時間の大幅な短縮に繋がる
・高価な品物の紛失や破損による保証がついているので安心
・家族構成や引越し規模によって個別のプランが用意されている
どちらにもメリットがあるので、「○○○の方が良い」とは一概には説明できません。
しかし、子どもがいる家族の引越しに焦点を当ててみると、業者を使わないのはデメリットが大きいので注意が必要です。
荷物量が少ない単身の引越しならば作業量は少ないですし、友人一人に引越しを手伝ってもらうのも選択肢の一つとなっています。
その点、子どもがいる家族は自分たちでは運び切れない量の荷物になるケースが多く、作業をしている時に子どもが家具や家電とぶつかって怪我をしたら大変です。
小さな赤ちゃんならば尚更リスクが高いので、子ども連れの家族の引越しは専門の業者へと依頼しましょう。
当サイトでご紹介している一括見積もりサービスの引越し侍を活用すれば、家族の引越し費用も大幅に削減できるので公式HPで詳細をチェックしてみてください。
自力の引越しは逆に費用が高くなる場合あり!
「業者を使うよりも自力の引越しの方が確実に費用が安くなる」と考えている方は多いかもしれません。
確かに、業者へと数万円の費用を支払う必要はなくなりますが、場合によっては逆に高くつくケースがあるので注意が必要です。
- 荷物運びに必要な軽トラックをレンタカーで借りなければならない
- 友人に手伝ってもらったのならば謝礼が必要となる
- 移動距離が遠い場合はガソリン代や高速料金を支払わなければならない
大きめの車種を借りる場合は1日で15,000円~20,000円と意外と高いですし、業者へと依頼した場合と比較してあまり大差ないことも多いでしょう。
しかも、荷造りで欠かせないダンボールを手に入れるには、スーパーなどで貰えるものではなくホームセンターで市販されている丈夫なものを購入しなければなりません。
上記でも軽く説明しましたが、他にも自力の引越しには以下のようなデメリットがあります。
- 養生が不完全なケースが多いので家具を運んでいる時に床や壁を傷付けるリスクが高い
- 荷物破損などのトラブルが引き起こされた際の保証が一切ない
- 洗濯機の不具合で水漏れが発生した時の損害賠償で高額な費用を請求されるリスクがある
メリットデメリットを考えた上で、引越し業者を使うか、なんとか自力で引越しするかを決断しましょう。